#1 祐天寺

東横線の駅名にもなっている祐天寺は、浄土宗の古刹で正式には明顕山 祐天寺です。享保3年(1718年)、名僧祐天上人の弟子祐天海が建立し、祐天上人の像を本尊としています。将軍、徳川吉宗から明顕山 祐天寺という名称を授けられ、将軍家とは縁が深いという事がホームページに記されています。本堂には巨大な絵馬があり目を引きます。 場所は東横線の祐天寺駅から商店街を抜けて駒沢通りに出たところで左に曲り1、2分歩いたところにあります。都内にあるものとしては比較的大きな御寺です。御寺の世界にも、序列があるようで大規模な御寺の場合には組織も大会社並で住職とか役職は世襲できないけれど、小規模の御寺では世襲になっているそうです。祐天寺は、住職を世襲できる御寺としては最大規模だそうです。

ただ、事情は良く解らないのですが(ウワサは幾つかあるのですが)、少し前迄はこの御寺は先代の住職の子供が世襲できず芝増上寺の預かりになっていました。ところが、数年前に念願が叶って前住職の次男が晴れて住職になりました。こういう時の儀式として晉山式(しんざんしき)とかいうものがあり、タマタマ、土曜日に御寺の近くを歩いていたら商店街を挙げて華々しくやっていました。新しい住職が外から御寺に行列を作って入るというような主旨のようです。 住職が新しくなってからは、流石にヤルキが出てきたようで外壁を新しくしたり、幼稚園を建替えたり・・・・活気がでてきたようです。

祐天寺の周辺は住宅地なのですが、御寺の中は大きな樹木が多く、桜の季節には御花見スポットになっています。少し離れた恵比寿ガーデンプレースの高層階から見ると、祐天寺の部分だけが森になっています。私自身が好きなのは御墓の端の方から見る祐天寺の欅の木で、複数の欅の木が全体として一本の巨木のような形になっています。欅の木同士が何かのコミュニケーションをしているようなこの形に何時も興味を引かれています。    

祐天寺の森は、本堂の後ろ側にありますが、今は入ることはできません。

デジカメのバッテリー切れで全体像が撮れませんでした。
高さ4〜5m、幅20mくらいの巨大な絵馬です。
 
| → #2 恵比寿ガーデンプレイス |