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繁華街の紹介が2度続いたので、今回は公園の紹介です。大分前に紹介した目黒不動の傍の斜面に、東西700メートル、南北250メートルのほぼ長方形の形で、「都立林試の森公園」が広がっています。当社からは、南々東に約1キロメートル弱の場所に位置します。
元をただすと、1900年(明治33年)に目黒試験苗圃がこの場所に設立され、後に林野庁の林業試験場になり1970年代に筑波に移転するまでこの場所に存在し、今は一般に公開されて公園になっています。公園となったのは平成元年ということなので比較的新しい公園です。
林業試験所の跡地だけに、大きな木、珍しい木などが多く、住宅街の中に取り残された森になっています。また野鳥も多く飛来するということです。この公園自体が住宅街の中にあることもあって、公園の中に入ると車の音も聞こえず郊外の森の中という印象があります。その一方で、公園内には「出会いの広場」、「ふれあいの径」など怪しげな名前があるのですが、由来は目黒区と品川区の区境にあることから名づけられたとのことです。
ところで、江戸時代の目黒といえば農村地帯、今のJR目黒駅から少し西側、車でごった返す環状6号線(山手通り)は風向明媚な渓谷地帯で、落語に出てくる「目黒の秋刀魚」はこの周辺が舞台だったようです。明治時代になり東京の人口が増えても、この辺りは未だ田園地帯で、林業試験所だけでなく今でも防衛庁技術研究所があり、また筑波に移転した金属材料研究所がありました。そういう意味で、目黒は今の筑波のような場所だったのかも知れません。
そういえば、林試の森公園と当社の丁度中間くらいの場所には「元競馬場前」いうとバス停留所があります。一寸信じがたいのですが、明治40年から昭和8年まで競馬場があったそうで、地図を見ると今でもレーストラック状の道路が一部ですが残っています。
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