バルク導体面流入ソースにSUFCURを用いて電流を流す場合、Bn=0の対称条件のある時は、一方のBn=0の面に面要素を定義しますと、その面が正の電極となり、他方のBn=0面が負電極になり電流が流れ出します。このような対称条件が無く、ループ導体に電圧をかけて電流を誘起する場合には、ギャップ要素を用います。
ギャップ要素を指定しますと、その両側に電気ポテンシャルが定義されます。その面と重なるようにSUFCUR面を定義しますと、ギャップの正側(要素の右ねじ方向)に正のポテンシャルが定義され、負側はゼロと置かれます。
Fig.1の様な閉ループ導体があるとします。この場合対称条件が使えますが、上半分全部を解くことにします。図のようにギャップ面を定義します。ギャップ面要素はSUFCUR定義要素として兼用できます。pre_geom2D.neuと2D_to_3Dでz方向拡張でメッシュを作り、inputでギャップ面とSUFCUR面を定義し実行します。交流定常解析を行います。
Fig.1のようにループ電流が誘起されます。Fig.2に発熱分布を示します。
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| Fig.1 閉ループバルク導体への面電流流入ソース | Fig.2 発熱密度分布 |
ここでは、対称面にSUFCURを定義した場合を示しましたが、非対称の位置に定義してもかまいません。
また、回転対称性を使う場合でも、一方の端面にGAP要素と組み合わせて使用できます。→ SUFCURの非対称位置あるいは周期境界での使用法
入力データ: pre_geom2D.neu,2D_to_3D,input
ギャップ要素を用いた解析