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| Aug 25, 2008 |
シミュレーションツール PSIMとの連成解析における使用法を示します。
なお、PSIMとの連成に使用するEMSolutionは実行モジュール(.exe)ではなく、Dll(Dynamic Link Library:.dll)となります。
1. inputファイル
(1)PSIMと授受するデータを以下のようにファイルの先頭に定義します。先頭に*をつける必要がありますのでご注意ください。EMSolution自体は読み飛ばします。
| *4 | ← PSIMよりの入力データ数 |
| *4 | ← PSIMへの出力データ数 |
| *Vu | ← PSIMよりの入力データ名(各行に1データ) |
| *Vv | |
| *Vw | |
| *Angle(deg) | |
| *Iu | ← PSIMへの出力データ名(各行に1データ) |
| *Iv | |
| *Iw | |
| *Torque(Tm) |
(2)電圧源(VPS)の時間変化
PSIMより電圧を入力する電圧源に対して時間変化(input 18.時間変化)を次のように与えます。
| * TIME_ID | * OPTION * |
| 13 | 4 |
| * PSIM_IN | * PSIM_OUT * |
| 3 | 3 |
OPTION:=4: PSIMに対して入出力を行うオプション番号。
PSIM_IN: PSIM入力番号((1)で入力した入力データ名の順番)
PSIM_OUT:PSIM 出力番号((1)で入力した出力データ名の順番)
(3)運動の定義
運動の定義(18.5.運動方程式入力)を次のように変更します。
| * INITIAL_POSITION | * INITIAL_VELOCITY | * POSITION_ERROR | * PSIM_IN | * PSIM_FORCE_OUT | * PSIM_POS_OUT * |
| -3.26 | 0. | 0.1 | 4 | 4 | 0 |
PSIM_IN:=0 のとき、従来通り運動方程式の計算をEMSolutionで行います。
≠0のとき、PSIMで行います。この時、PSIM_INはPSIMからの位置の入力番号となります。
PSIM_FORCE_OUT:PSIMへの電磁力(トルク)出力番号、PSIM_IN≠0のとき必須です。PSIM_IN=0ときも指定可能です。
PSIM_POS_ID: PSIMへの位置(角度)出力番号、PSIM_IN=0とき指定可能です。PSIM_IN≠0の時、不要(ゼロとする)です。
* PSIM_IN≠0の時、INITIAL_VELOCITY, POSITION_ERRORは意味を持ちません。INITIAL_POSITIONにはPSIMにおける初期位置と同じ値を入力します。
* PSIM_IN≠0の時、18.5.運動方程式入力の他のデータは従来と同じような形で形式的に入力しておく必要があります。18.5.4.電磁力積算領域のデータ以外計算に影響しません。
(4)その他
* 解析は時刻ゼロから始まるTranseinet解析とします。時間ステップは一定とします。
* Post処理は従来と同様に行うことができます。
* PSIMに入出力されたデータはPSIMoutファイルにテキスト出力されます。
2. PSIMでの入力
1. PSIMを起動し、解析を行うファイル名(.sch)を設定します。
2. PSIMメニューElements ⇒ Other ⇒ Function Blocks ⇒ General Dll Blockを画面上に配置します。
3. 配置されたBlockよりダブルクリックによりProperty画面を表示します。
4. ダイアログに、以下の項目を入力します。

5. 所用のPSIMモデルを作成し、上のBlockと結線します。
6. Simulation Control Dialogを開きます(画面左上の時計をダブルクリック)。Time stepとTotal timeを入力するTime stepはEMSolutionのDELTA_TIMEの整数倍としてください。
Total timeはEMSolutionのINITIAL_TIME+DELTA_TIME*NO_STEPSに等しいか小さくしてください。小さい場合は、PSIMに設定したものが優先されます。
7. Simulate ⇒ Run Simulationで解析を実行します。PSIMの画面上で中断、再開、停止が可能です。
8. 実行後、.txtファイルに結果が残されています。自動的にSimviewが立ち上がりますので、PSIMで指定した変数の時間変化をグラフ表示することができます。
9. 再実行を行う時は、PSIMの.schファイルを一度閉じる必要がありますのでご注意ください。
